BOARD GAME SHELF
題名の出典、制作の契機、そして設計にあたり参照した書物を挙げる。
元ネタ
ジャレド・ダイアモンド/草思社文庫。なぜ大陸ごとに歴史の歩みは異なったのか。その問いを銃・病原菌・鉄の三語で解き明かした名著である。原作の題名は、本書に由来する。
Amazonで見る ↗マンガ
中道裕大/ゲッサン少年サンデーコミックス。京都の女子高生たちがボードゲームと出会う物語。原作者が本作を読み、自らゲームを作ろうと志したことが、すべての発端である。
Amazonで見る ↗ゲーム集
ライナー・クニツィア/スモール出版。トランプとサイコロのみで遊べるゲームの集成。最小の道具から読み合いを生む設計の範例が、数多く収められている。
Amazonで見る ↗リンクは Amazonアソシエイトである。価格と画像は毎日更新している。
どんなゲーム
手札は毎ラウンド 0〜4 の五枚に戻る。問われるのはただ一つ、いずれの札をいずれの鉱山に置くか、である。
原則として、数字の大きい方が勝つ。ただし 病原菌(0) はいかなる兵士とも相打ちとなり、その病原菌を破り得るのは 偵察兵(1) のみである。
獲得された鉱山には、次のラウンドに同じ産出量の鉱山カードが一枚配り直される。💎5の鉱山を得ても、そこは次もまた💎5である。
相打ちとなった鉱山にはカードが積み重なり、次のラウンドにさらに一枚が配られる。💎4の鉱山が相打ちならば、次は💎4が二枚で 8点 となる。
双方の手札はまったく同じであり、運の介在する余地はない。残るのは、相手がいずれの山に何を置くか という読み合いのみである。
あそびかた
パソコンではクリック、スマートフォン・タブレットではタップで操作する。
対戦相手
同じ作者のテキサスホールデム All in TEXAS と共通の五人である。「堅さ・攻め・仕掛け」の三つの値を本作向けに読み替えており、同じ盤面であっても、相手によって置き方は異なる。
山の価値に従い、強い札から順に置く。仕掛けはほとんど用いない代わりに、取りこぼしも少ない。
最大の山を大隊で奪いに来る。病原菌による妨害も多く、大きな山ほど戦局は荒れる。
置き方に一貫性を欠く。価値の低い山に大隊を投じることもあり、噛み合えば思わぬ失点を招く。
定石に忠実である。価値の高い山を病原菌で押さえ、そこへ偵察兵を合わせてくる。
同じ局面でも置き方が一定しない。読み切れぬ反面、こちらの仕掛けも通りやすい。
やさしい では、鉱山ごとに相手の置く札の予想とその根拠が示される。 むずかしい では、相手はあなたの前ラウンドの置き方まで読んでくる。
つくり
フレームワークもビルドも用いない。app/index.html を開けば、そのまま動作する。カードの絵は一か所に集約しており、読み込めた場合にのみ用いられる。
app/index.html の CARD_TYPES に画像のパスを記すのみ。読み込めない場合は数字だけで遊べる。planAssignment() ただ一つ。やさしいモードの予想は、同じ関数を乱数なしで実行した結果である。tools/make_cards.py で切り分け、背景透過、512px化を施している。よくある質問
かからない。無料であり、広告も課金もない。
不要である。ブラウザで開くだけで遊べる。ホーム画面に追加すれば、アプリと同様に全画面で起動できる。
送られない。得点も設定もその場限りで、保存すらしていない。
勝つことはないが、ほとんど負けることもない。偵察兵にのみ敗れ、兵士とはすべて相打ちとなる。相手に渡したくない鉱山に置き、積み増して仕切り直すための札である。
カードが積み重なり、次のラウンドにさらに一枚が配られる。💎4の鉱山が相打ちならば、次のラウンドは💎4が二枚で8点となる。第3ラウンドまで決着しなければ、いずれの手にも渡らない。
現在はCPU対戦のみである。相手は五人から選べ、むずかしさも3段階を用意している。
アナログ版は、いそのたかみ氏(鷹巣堂)がゲームマーケット2020春で発表したカードゲームである。詳しくは鷹巣堂のブログを参照されたい。
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