GEAR
録音の道具。
ROCK ON MJ は音声ファイルがあれば動きます。会議の録音に使っている道具と、文字起こしを見ながら手直しするときの相棒を並べておきます。
オープンイヤーイヤホン
Shokz OpenFit 2+
耳をふさがない耳掛け型。文字起こしを読みながら録音を聞き返すときに、周りの声も聞こえたままなので仕事の邪魔になりません。
Amazonで見る ↗01 — FEATURES
会議のあとの、
いちばん面倒なところを。
録音ファイルを探して、別のソフトに読み込ませて、聞き直しながら打ち直す。 その一連を、ひとつのウィンドウで終わらせます。
01
録音する
Web会議で相手の声が聞こえていれば、そのまま録音できます。
- スピーカーやヘッドセットに流れる音を録音(WASAPIループバック)
- 録音しながら随時保存。途中で落ちてもそこまでは残る
- デバイスエラー時は最大5回まで自動で録り直しを試みる
02
文字起こす
録音を止めると、そのまま文字起こしが始まります。
- Whisper(large-v3-turbo)をローカルで実行
- 手持ちの音声・動画ファイルも可(WAV / M4A / MP3 / FLAC / MP4)
- 残り時間つきの進捗表示
03
書き出す
用途に合わせて、必要な形式にまとめて保存します。
- テキスト(全文+タイムスタンプ付き)
- 字幕(SRT)・Word(docx)・Excel(xlsx)
- 自信の低い箇所には「※要確認」を付与(Excelは黄色で塗り)
04
精度を上げる
固有名詞は、辞書に書き足すだけで拾えるようになります。
- 同じフォルダの「辞書.txt」に1行ずつ書くだけ(再ビルド不要)
- 無音区間で同じ言葉を繰り返す暴走への対策ずみ
- 話者の区別(話者分離)は行いません
02 — HOW IT WORKS
音声を、外に出さない。
会議の中身は、その場かぎりのものです。クラウドに送らずに済むなら、 そのほうがいい。ROCK ON MJ は、認識も変換もすべてPCの中で行います。
03 — GET STARTED
使いはじめる。
ビルド済みの実行ファイルは配布していません。Python が入っていれば、 3つの手順で自分のPC用に作れます。
必要なものを入れる
Python 3.12以降と、下のコマンドで依存パッケージを導入します。
モデルを取得する
音声認識のモデル(約776MB)を models/ に置きます。
ビルドする
PyInstaller で実行ファイルを作ります。10分ほどかかります。
# 1. 依存パッケージ(ctranslate2 は 4.7.2 に固定してください) py -m pip install faster-whisper "ctranslate2==4.7.2" av openpyxl python-docx soundcard pyinstaller # 2. モデルの取得(models/large-v3-turbo/ に置く) py -c "from faster_whisper import WhisperModel; WhisperModel('large-v3-turbo', device='cpu', compute_type='int8', download_root='models')" # 3. ビルド py -m PyInstaller 文字起こしツール_会議録音_fw.spec
ctranslate2 のバージョン指定は必須です。 4.8.0以降はモデル読み込み時に約3GBを余分に確保するため、 メモリの少ないPCで起動できなくなります(実測でピーク1.9GB→4.4GB)。
04 — FAQ
よくある質問
音声や文字起こしの内容が、外部に送信されることはありますか?
ありません。録音も音声認識も、すべてPCの中で処理します。通信が発生するのは、 最初に音声認識のモデルを取得するときだけです。
自分の声も録音されますか?
録音されるのは「PCから流れてくる音(相手の声)」です。自分がマイクで話した声は 含まれません。自分の声も残したい場合は、会議アプリ側の録音機能をご利用ください。
誰が話したかは分かりますか?
話者の区別(話者分離)には対応していません。発言は時刻順に並びます。
Mac やスマートフォンでも使えますか?
Windows 10 / 11(64bit)専用です。録音にWindowsの音声機能を使っているため、 他のOSには対応していません。
どのくらいの性能のPCが必要ですか?
GPUは不要で、CPUだけで動きます。メモリは8GB以上を推奨します。 文字起こし中は1〜2GBほど使うため、他のアプリを閉じておくと安定します。
実行ファイルを配布しないのはなぜですか?
コード署名をしていないため、配布した実行ファイルは警告の対象になります。 自分のPCでビルドしたものであれば、その心配がありません。手順は上のとおりです。
READY WHEN YOU ARE
次の会議から、ROCK ON。
ソースコードとビルド手順は、すべてGitHubで公開しています。
MIT License · Windows 10 / 11(64bit)
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